【部位別】美容脱毛の施術のポイント

禁忌

脱毛をしてはいけない部位

  • 粘膜

    粘膜には⽑が⽣えないため、脱毛は不要です。粘膜は刺激に弱いため、VIOなど毛と粘膜が密接している部位では、粘膜に光を照射しないよう慎重に施術が行われます。

  • 傷跡

    ケガや手術などから6カ⽉以内の傷跡には光脱毛の施術はできません。6カ⽉経過後も、傷跡に沈着した色素に光が反応してやけどをすることがあるため、傷跡に光があたらないように保護したうえで施術が行われます。

  • 色素沈着

    ⾊素沈着とは、過剰に放出されたメラニン色素が皮膚に留まることで起こる黒ずみです。光脱毛はメラニン色素に反応するため、その部分には脱毛の施術はできません。

  • 肝斑

    ほお、額、⼝まわりなどに左右対称に出るシミの⼀種です。その部分には光脱毛の施術はできません。

  • ⽼⼈性⾊素斑

    紫外線を浴びることでできるシミで、加齢とともにできやすくなります。その部分には光脱毛の施術はできません。

  • そばかす

    ⽇焼けや遺伝的要素によってできるといわれている、小さなシミです。その部分には光脱毛の施術はできません。

  • ほくろ、あざ

    光脱毛の光はメラニン色素に反応するため、その部分には光脱毛の施術はできません。

  • 白斑、色素欠乏症

    ⽪膚の⾊が失われる病気の⽩斑や、先天的にメラニン⾊素が少ない⾊素⽋乏症の方は、光脱毛の施術はできません。

  • 美容整形部位、
    外科手術部位

    豊胸⼿術によるシリコンや、チタンなどが⼊っている部位は、光脱毛の施術はできません。

  • 刺青、タトゥー

    ⽪膚内に⾊素があり、光脱毛の光がその色素に反応してしまうため、光脱毛の施術はできません。

皮膚疾患

  • 皮膚がん、メラノーマ

    光脱毛の施術はできません。

  • ヘルペス

    ヘルペスは、ウイルス感染により、⽪膚に⼩さな⽔ぶくれの集まりができる病気です。
    光照射により悪化することがあるため、症状が治まるまで光脱毛の施術はできません。

  • イボ

    光照射により⽪膚がダメージを受けるとイボが増える可能性があるため、光脱毛の施術はできません。

  • タムシ、水虫

    体にできる「タムシ」や、⾜にできる「⽔⾍」など、⽩癬菌が⽪膚に寄⽣している部位には、光脱毛の施術はできません。

内科疾患
内科疾患がある場合には、
かかりつけ医にご確認ください

  • 心臓病

    心臓病の方は多くの場合は脱毛可能です。光脱毛の光によりペースメーカーが誤作動を起こすことはまずありません。注意すべきはやけどですが、ペースメーカーを植え込んでいる左鎖骨下は避けてください。

  • 糖尿病

    糖尿病の方は、光の照射によって⽪膚がダメージを受けた際に、⽪膚の回復が遅く、⽪膚のトラブルにつながる可能性があるため、かかりつけ医にご確認ください。

  • てんかん

    脱毛の施術で使用する光が刺激となり、発作が起こる可能性があるため禁忌です。脱毛の施術前には、必ずかかりつけ医にご確認ください。

  • その他の疾患の
    ある方、通院中の方

    ここに記載した以外にも、持病をお持ちの方、現在通院中の方は、脱毛の施術を受けても治療に支障がないかをかかりつけ医にご確認ください。

脱毛ができない体質

  • アトピー性皮膚炎

    光を照射することで炎症状態が悪化することがあります。また、出血や色素沈着などがあると、光がそこに反応してしまいやけどをすることがあるので危険です。

    ※過去にアトピー性皮膚炎であっても、治療をして現在は皮膚に炎症や赤み、色素沈着がない場合には、光脱毛の施術が可能です

    ※ステロイド剤は光を吸収するため、治療薬として使用している方は、光脱毛の施術はできません

  • 光アレルギー、
    光線過敏症などの
    アレルギー体質

    光を浴びることによって、皮膚に赤みやかゆみ、水ぶくれなどの反応が出るため、光脱毛の施術はできません。

  • ケロイド体質

    傷が治るときに、傷口が赤く盛り上がってしまうケロイド。ケロイド体質の方は、光脱⽑が原因でケロイドになる可能性があるため、施術はできません。

薬の服用は
医師・薬剤師に確認を

  • 光脱毛の際、注意を
    要する薬の一例

    薬剤光線過敏症・光毒性光線過敏症・光アレルギー性光線過敏症など、薬に反応するアレルギー性の皮膚病があるため注意が必要です。

    また、薬によっては、光を吸収する成分を持つものがあります。薬を使うと、飲み薬では血液中に、塗り薬では皮膚表面にその成分が一定時間存在します。光を照射すると、薬の成分に光が集まり、光による熱でやけどをすることがあり危険です。

    • 抗てんかん薬
    • 抗ヒスタミン剤
    • 利尿剤
    • 抗がん剤
    • 抗生物質
    • 降圧剤
    • 精神病・神経症薬
    • 湿布
    • ステロイド
    • ホルモン剤
    • 鎮痛剤

    ※風邪薬やアレルギー薬に配合されている抗ヒスタミン剤にも光を吸収する成分が含まれていますが、配合量が少ないため施術は可能です

予防接種後、1週間は
光脱毛を控えましょう

予防接種後は、血液中に薬剤が行き渡り血管内の成分に光が集まるとやけどにつながることもあり危険です。予防接種後、1週間は光脱毛の施術を控えましょう。

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